鹿児島県松陽高校美術科を卒業後、イベント企画運営会社に就職。右も左も社会の仕組みも分からぬまま現場に出たり、Adobe Illustrator8を独学で使えるようになり、イベントで使用するPOP・看板制作・ポスター制作などを任せてもらうようになる。元々ストレスに弱かったため制作物の「色」を決められなくなり、色々あって数年で退社。ラブホ受付・ピザ屋・派遣の単発現場・派遣内勤などを点々としながら、たまたま目に付いた求人で面接を受け、テレビ局ADとなる。「絶対にデザインの仕事はしない」と決めていたが、ついうっかりIllustratorでつくってしまった依頼物を勘のいい上司に認められ、最終的にADもする、デザインもするという状態になる。その時に初めてデザインというものが「しないと決めてもやってしまうものだ」と知る。社内で非常に多くの制作依頼をしていただき、夢中にやりすぎてまたも制御不能になり、6年で退社。退社後、職業訓練を受けたにも関わらず勢いで｢フリーランスになる｣と決め、裸一貫で組織に属さないただの人間になる。マイペースながらも多才な人との仕事を経験してデザインを含む制作に携わり続けた結果、万事屋として現在に至る。 退社後5年間は自分の精神コントロールと人との関わり、自分の仕事のありかたを明確にすること、技術の向上を日々考え続けている。 レイアウトやデザインは完全に独学現場叩き上げ。必要な時に必要なものをつくる柔軟さと行動力を持ち合わせている。興味のあるものは自分と思考、人間とその感情、それによって派生するもの全般。